赤い薔薇に誓う

つまり君は僕の一番だよ

ここさけんてぃーの話

先日Sexy Zone中島健人くん主演映画「心が叫びたがってるんだ。」を観た直後に、興奮の冷めぬうちにと勢いで書いたものなので上映が終わってしまった今とでは若干温度差がありますが、せっかくなのでセクゾ全員のサマパラが終わったこのタイミングに記しておこうと思います。

 

 

ネタバレ有りですのでお気をつけ下さい。。。

 

 

そしてここから先は完全に個人の意見ですのでけんてぃーガールズに嫌われちゃうかもしれんけど許してね…どうかお手柔らかに………………

 

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1回しか観ていないので物語云々とか細かい描写まではハッキリ覚えていないんだけど(ドラマも3回は再生しないと満足できないタイプ)、健人くんを見て終始感じたのは

 

とにかくすごい。(求:語彙力)

 

何がすごいって、もちろん髪型や学ランっていうのもあるけどお顔やあの素晴らしいスタイルの良さは変わらず中島健人なのにスクリーンに映る彼の姿は見事に坂上拓実だったこと。

 

「そんなん当たり前じゃん俳優の仕事なんだから!!💢」と言われるかもだけど、私が言いたいのはそういう事ではなくて、

 

初めて中島健人が「俳優」に見えた

 

ということに対する衝撃。

 

 

 

 

 

 

 

けんてぃーガールズに命を狙われる覚悟で言うと、私はSexy Zoneになんの興味も無かった頃は「BAD BOYS J」「黒服物語」「黒崎くんの言いなりになんてならない」とまさに“ジャニーズ枠”を次々とこなしていくキラキラアイドルの健人くんが少し苦手で、ジャニーズフィルターがかかった話し方や表情を見ては「まぁこのくらいの歳ってこういう(女子中高生向けの)作品にたくさん出るよな〜若いもんな〜」と思ってた。

 

そして「大切なことはすべて君が教えてくれた」「生まれる。」での健人くんはとても自然な演技をしていて良い意味で『ジャニーズ』らしさがなかったので、それを知っているからこそ、そんな演技が出来るのに主演を張るようになってからはなんだか違う気がして少し寂しくも感じていた。

 

勿論これは私の勝手な先入観や個人の意見なだけで、どの作品も若い世代にヒットしていたし周りの友だちもみんな夢中だったし、健人くんは今と変わらずキラキラしていて人気だったというのは忘れず書いておきます。

 

 

 

 

 

だけどここさけで主役を務めた彼はそれまでの中島健人とは180度違っていて。

 

 

 

 

 

「健人くん演技上手いな〜」ではなくて、

 

中島健人に見えない」

という印象を受けました。

 

冒頭の物語のナレーションから健人くんの声なんだけど「あっ拓実だ」と思える話し方というか抑揚というか…繊細に演じているなと感じました。

その後の自転車を漕いでいるシーンはいつもと同じ道をいつもと同じようにただ漕いでいるだけの拓実がまさにスクリーンにいて、なんだかドキッとしました。(伝わらない)

 

 

順の呪いを知るまでの拓実はどのシーンも目が曇っていてクラスの中にいても地味過ぎるって程でもないけれど見立つわけでもない。嫌われてないけど特別人気者ではない。クラスに対しても友だちに対してもどうでも良いとは思ってないけど一定の距離を保っていて、見えない線を自分で引いているというか。そんな拓実を健人くんは見事に表現していて、坂上拓実がきちんと存在していてとても驚きました。

 

 

そして順と関わるようになってから拓実の表情や彼を取り囲む空気がラストに向けて少しずつ変わっていくのがよく分かって、この表情や空気の変化は実写ならではだなぁと。

今思うと後半から坂上くんが輝いて見えたのは順の視点で描いていたのかなと。警戒しつつも拓実に少しずつ心を許していき順が一歩踏み出すまでの過程を、拓実の変化として描くことで表していると感じました。

 

 

 

 

そしてなんといってもピアノと歌。

健人くんが主役に抜擢されたのはこれが大きいのではと思うんだけど、だからこそ「中島健人」に見えないピアノと歌をやるのは恐らく私が思っているのよりずっと大変なことだったと思うんです。

 

本人がインタビューで

「かなりおこがましく、誤解を恐れずにあえて言わせていただくと、上手く歌わないようにしました。僕の仕事は歌うことなので、これまでたくさん歌を歌ってきましたが、今回は“自分の色を上手く出す”ということをしてはいけなかった。むしろかすめるように、鼻歌で口ずさむ感覚で歌いましたね。

でも、拓実は歌がすごく下手というわけではないと思うんです。小さい頃からピアノを弾いていて、そこで身についた音感があるから、歌が下手という設定は自分の中にはなくて。だから適度に高校生らしい歌い方を意識しました。」

 

と言っていたので私はそこに注目していたんだけど、

これもまたすごい。

 

憶測でしかないけれど、歌が下手な人が上手くなるため努力するように、上手い人が下手に歌うのって難しいと思っていて。

「ほどよい素人感」を出すのにたくさん悩んで、考えて出来上がったんだなと思えるような歌い方で私の予想を遥かに超えて圧巻でした。

 

一緒に観た非オタの友人が上映後「中島くんってすごい歌上手いジャニーズってイメージだったけどなんか映画観てびっくりした!上手すぎて歌のシーンだけ浮いちゃうとかあると思ったわ〜」と言っていてなんだかすごく嬉しくなりました。

(その後しっかり「君だけForever…」を聴かせて最高に歌が上手いんだと言い聞かせましたが♡)

 

どのシーンもどことなく猫背で、台詞を言う『間』だったり、目線の移し方だったり、口元の小さな動きだったり………

全体を通して「健人くんにピッタリな役だったな」と心から感じて、また何度でも見たいと思った映画は久々でした。

 

 

 

 

 

 

そしてこれは確実に「俳優・中島健人としての代表作になるなと。

 

ジャニーズって歌って踊るだけでなく俳優として活躍していて、Sexy Zoneの俳優枠といったら今のところは健人くんになるわけで。

 

私はSexy Zoneを好きになる前はKis-My-Ft2一筋だったんですが、キスマイの俳優枠は玉森くんで、現在27歳の彼はデビュー前に「ごくせん」など様々な作品に出演して今年4月のドラマ「リバース」では大きな反響があり、ファンだからといってもお世辞抜きに格段と演技が上手くなっていて驚きました。

 

ごくせんに出演すると決まっても内心すごく嫌で現場に行くと「俺はこの仕事向いてない」と自分の無力さを痛感し、今振り返っても「できるもんなら撮り直したい」とよく言っていた玉森くんが茶の間で「この俳優さんってジャニーズだったの!?」と言われるまでになったのを見て、健人くんもいつかこんなふうに俳優として世間で話題になって欲しいなと思いました。(誰目線)

 

 

 

しかし、先程「中島健人に見えない」と書きましたが完全にそうだったかというと個人的には所々にキラキラしたけんてぃーが見え隠れしていたなぁと感じた個所もあって。(けんてぃーガールズに命を狙われるpart2)

 

でもそれは決して悪い印象ではなくて、「けんてぃー…!」と思ったらすぐに拓実になっていたり、最後の王子様のシーンは

けんてぃーが溢れ出ちゃっているからキラキラしているのか、

拓実が王子を演じるのが上手すぎるのか

いろいろ考えながら見ていてとても楽しかったです(笑)

 

 

だからつまり、どうしても上からに聞こえてしまうけれどこの映画で主演を務めた健人くんがこの先どう成長していくのか、どのように世間にラブホリ王子以外の姿を見せていくのかがすごく楽しみで、ずっと応援していきたいなと思います。

 

そして他のメンバー4人にどう刺激を与えていくのか、全員が俳優業でも活躍するようになってお互いに切磋琢磨する日が来ることを期待したいです。

 

 

 

最後に、こんなに長くまとまらない内容で健人くんを応援している方々に誤解されてしまうような書き方しか出来ない未熟な自分が嫌ですが、この映画を通してそういった『言葉』について強く意識するようになりました。

私は昔から常にキャーキャー騒いでおしゃべりな人で割とそういう中心的なグループに所属してるんだけど、拓実のように本音は言わないまま過ぎることが多いというか。

優柔不断なのもあって流されやすく誰かが話しているのを聞いていたり誰かが決めたことに従う方が楽だな〜と思っていたんだけどこの映画を観て“自分の気持ちをしっかり伝える”ことの大切さに気付けて良かったです。

 

絶対にジャニーズの主演映画だと簡単に一括りにされては欲しくない、とっても素敵で大満足な映画でした!

 

 

ここさけが多くの人に愛される作品となりますように!🌹

 

 

 

おしまい